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債務整理は2回目もできる!?

債務整理は2回目もできるのか、結論からいうと何度でもできます。

 

債務整理が2回目も必要になるってことあるよな!

 

できれば債務整理は1回目で終わりにした方が良いけど、予期せぬこともあるものね。

 

債務整理は1度しかできないという定めはありません。ただし、回数が多くなるほど難易度は高くなりますよ。

 

一般的には2回目が限度と思っていた方が良いですし、1回目の債務整理の方法で2回目の難易度も違ってきます。

 

そこで今回は、債務整理の手段別で2回目がどうなるか、何度も債務整理をしないために注意することをまとめました。

 

 

2回目の債務整理は1回目の方法で難易度が違う

 

債務整理は、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4通りあります。

 

2回目の債務整理は、1回目にどの方法で行ったかによって難易度が違ってきます。

 

1回目の債務整理の方法によって、2回目がどうなるかまとめていきますね。

1回目が任意整理の場合

 

任意整理は、債権者と直接交渉する債務整理の方法です。裁判所を通さない唯一の方法なので、他の方法より手続きが簡単です。

 

1回目が任意整理の場合は、基本的に2回目の制限がありません。

 

  • 任意整理は何度でもできる。
  • 2回目以降はいつでもできる。

 

2回目の交渉も1回目と同じようにできるのか、それとも難しくなるのかが気になるところ。

 

任意整理をした貸金業者との交渉

 

任意整理で交渉が成立すると、和解契約書を取り交わして、完済まで約束通りの支払いをしなければなりません。

 

ですが、失業や病気など予期せぬことで支払いができなくなることがありますよね。

 

和解契約書には、2回以上滞納すると一括返済を求めるとの内容になっているのが一般的です。

 

でも、月々の返済ができないのに一括返済なんてできませんよね。債権者も一括返済が無理なことは分かっています。

 

滞納しそうな状況になったときは、依頼した弁護士や司法書士に早めに相談して、少しの期間、猶予を与えてもらえるように交渉すると良いです。

 

債務整理の2回目をするのじゃなく支払いを待ってもらうってことか?

 

そうそう、少し待てば支払ってもらえるなら、債権者もその方が良いのよ。

 

個人再生や自己破産をされると、回収額が減ったり回収できなくなったりするので、柔軟に対応してくれる可能性が高いのです。

 

少しの間猶予したくらいでは支払えないときは、任意整理の2回目をするのは債権者も応じないので難しいです。

 

そんな場合は、減額幅が大きい個人再生や返済を免除してもらえる自己破産で、債務整理の2回目をすることになります。

 

任意整理をしていない業者との交渉

 

1回目の任意整理で、対象から外していた借金があった場合。その貸金業者との交渉は1回目になるので、問題なく任意整理をすることができます。

 

例えば、A社、B社、C社のうち、C社は任意整理をせず支払を継続していたけれど、C社も任意整理しないと支払いが困難になった場合などです。

 

任意整理後の支払い完了後の場合

 

任意整理の和解契約書どおりに支払いを完了した後に、新たな借金で返済が難しくなったとき、また任意整理をすることは可能です。

 

一度任意整理をした貸金業者からの借り入れは、基本的にできないので、任意整理したことがない業者の場合がほとんどです。

 

任意整理をしたことがない業者であれば、問題なく交渉できる可能性が高いです。

 

ただ、何度も任意整理が必要になる借金体質は、改めるべきですけどね。

 

1回目が特定調停の場合

 

特定調停は、裁判所を介して将来の利息カットや長期分割支払いで、月々の返済できる額に調整してもらう債務整理です。

 

任意整理とよく似ていますが、裁判所を通して行われるので、特定調停後に交わされる「調停調書」は、裁判の判決と同様の効力があります。

 

ほとんどの場合、調停調書には、2回以上延滞すると一括返済を求める内容になっています。

 

裁判所の決定なので、約束を破ったときには、預貯金や給料の差押えなど強制執行される可能性が高いです。

 

特定調停をした業者と2回目の特定調停をするのは難しいので、延滞しそうになったら債権者に事情を話して相談してみることです。

 

場合によっては、少しの間支払いを待ってくれるかもしれません。

 

少しの猶予くらいでは解決しない場合は、個人再生や自己破産で債務整理することも考えないといけないですね。

 

1回目が個人再生の場合

 

個人再生には、小規模個人再生と給与所得者等再生の2通りの方法があります。

 

1回目の個人再生で弁済中に支払えなくなったとき、2回目の個人再生の申立ができるのは、小規模個人再生だけです。

 

1回目の申立時の債務額で申立てをすることになるので、2回目というより、個人再生のやり直しと言った方が正しいかもしれませんね。

 

1回目の個人再生で途中まで返済したものはどうなるんだ?

 

1回目でどれだけ支払いをしていても関係なくなるのよ。また費用も必要になるし、あまり得策じゃないわね。

 

2回目の個人再生を申立てることはできますが、認可されるかどうかは分かりません。

 

小規模個人再生は、債権者の半数以上の合意が必要なので、否決される可能性が高いです。

 

個人再生は借金の元本を大幅に減額してもらえる債務整理です。借金総額によって違いますが、10分の1になることもあります。

 

債権者にとってリスクが大きいですよね。

 

それでも、1度目の個人再生に合意したのに、支払えなくなった人に2回目の個人再生を認めない債権者は多いです。

 

個人再生認可後の弁済ができなくなったら、2回目の債務整理は自己破産を検討することになります。

 

1回目が自己破産の場合

 

自己破産は2回目以降も何度でもできますが、続けて行うことはできません。

 

過去に免責を受けてから7年以上経過していないと、免責不許可事由になるからです。

 

なので、前回の免責から7年以上経っていれば、2回目の自己破産をすることはできます。2回目の免責から7年以上経過していれば、3回目もできるのです。

 

ただし、何度も自己破産をするような状態なると、反省していないと判断されるので、2回目以降の自己破産は調査も厳しくなります。

 

過払い金返還請求をした場合

 

2010年の法改正以前に高利の利息を支払っていた場合は、法改正後の利息制限法に基づく利息の引き直し計算で、払いすぎた利息の返還請求ができます。

 

過払い金返還請求だけなら債務整理ではないので、その後に債務整理を行うことは問題ありません。

 

過払い金で借金がゼロにならなかった場合は、任意整理や個人再生をすることになるので、それぞれの債務整理の2回目は前述したのと同様です。

 

2回目の債務整理が必要になる原因は?

 

債務整理は2回目以降もできますが、回数が多くなるほど難しくなりますから、1度で解決するのが理想です。

 

何度も債務整理をしないために、その原因を知って避けた方が良いですね。

 

債務整理中に弁済ができなくなった

 

債務整理中に弁済ができなくなって2回目の債務整理が必要になるのは、1回目の債務整理に原因があります。

 

病気や失業などで収入が無くなってしまうこともありますが、それ以外に、1回目の債務整理で無理な返済計画を立てたことが大きな原因です。

 

個人再生をした方が良いのに任意整理にしたり、自己破産した方が良いのに個人再生にしたりで、ギリギリの返済計画を立てることがありますよね。

 

車を残したい、家を残したいなどで無理をするケースが多いです。

 

無理な返済計画をすると、ほんのちょっとのアクシデントで返済ができなくなってしまいますから、1回目の債務整理では余裕を持った計画が大切ですね。

 

債務整理完了後に借金が膨らんだ

 

債務整理をすると、ブラックリストになるので5年~10年は新たな借金ができなくなりますが、信用情報が回復すると新たな借金も可能になります。

 

借金ができるようになったからと、債務整理前と同じように借金に頼る生活をしていると、また借金問題を抱えることになります。

 

借金ができない期間に、しっかりと経済生活の立て直しを行い、借金に頼らない生活をすることですね。

 

どうしても2回目の債務整理が必要なときは?

 

失業や病気など、予期せぬことで返済ができなくなり、どうしても2回目の債務整理が必要になることもありますよね。

 

どの債務整理の方法でも、2回目以降は1回目より難しくなります。

 

返済が難しくなりかけたら、延滞する前に早めに弁護士などの専門家に相談した方が良いです。

 

債務整理2回目まとめ

 

債務整理は2回目以降も行うことができますが、債権者が交渉に応じにくかったり、裁判所の調査が厳しくなったりします。

 

失業や病気などで、どうしても2回目の債務整理が必要になることもありますが、1回目の債務整理で無理な返済計画をすることも原因です。

 

債務整理は1回で2度としない覚悟でした方が良いですね。

 

債務整理後は約束通りの弁済をしつつ、収入に見合う経済生活で立て直しをすることです。

 

やむを得ない理由で2回目の債務整理が必要になった場合は、弁護士などの専門家に相談した方が良いです。

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